沖縄でMAC交流会を行ないました。
沖縄MAC(前島アートセンター)は、那覇市の栄町市場の中にありました。
まず気になったのは、アートセンターと他の市場の店舗との垣根が無い。椅子を出していれば通りがかった人が躊躇なく腰かけて休んでいく。地域との連携を仰々しく掲げてわざわざ仕掛けないでも隣との垣根が無いというだけで、自然に交流が生まれる。沖縄という風土から生まれる人々の気質もあるのかも知れませんが、塀や垣根、壁が物理的に無いというだけで起きる人との交流に終始ハッとさせられました。
交流会は19時頃からゆるゆると始まり、緑町アフタークラス、南浦和アートセンター、前島アートセンターの順で活動報告を行ないました。南浦和アートセンターはまだ立ち上がったばっかりで、これといって活動実績はないのですが、記録文章を残し、記録写真を残し、それを客観的にあとで見てみると活動している"感じ"になるという(いや、実際"活動"はしているのですが)マジックは、山口の前町アートセンターから受け継がれているものだと思います。交流会後に沖縄タイムスの記者さんと立ち話したのですが、そこでの話で、記録にまつわる「権威」の話がでたときはこれからの参考になりました。
今は文字が書けてカメラを持っていて、ネットの技術に多少通じていれば、ネット上にはあらゆる記録を残すことができる。(ネット上じゃなくても、技術的には余り変わらないですね。)本来記録をとるってことは、選ばれた人間にしか出来なかったはずで、そのような人間の残した記録には相応の権威があったはず。僕はMACのログを取ることによって、なんか知らないけど勝手に立ち現れてくる、かつてあった記録にまつわる権威のようなもの(亡霊?)との触れ合いに面白さを感じていたのですが、そろそろその段階から次の段階にいけないもんかなーとこの夏は考えました。今後もサイタマックの活動に注目ってことで!!
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安野くーーーん。
返信削除在フィリピン・サイタマMACの家主の反町です。
私も、こちらの先住民族の手工芸品の展示販売を8月に那覇のギャラリーでやり、関連企画で前島アートセンターでフィリピンナイトを企画していただきました。私もチョッピリSKYPEで沖縄MACに登場しました。世界は狭いね。
前島アートセンターでやっていただいた企画については、こちらにのっています。
http://sundalandart.blogspot.com/
いつか、フィリピンと南浦和でも何かできるといいですね。
実のところ、沖縄まで行ったら、南浦和に帰るよりフィリピン来るほうが近いです!
反町さん!
返信削除すごい、すごい繋がり。世界が狭い!
南浦和とフィリピンのコラボ、そう遠くない未来で実現しそうな気がします。