飲み会はまずは和やかにビールとつまみから始まり、悪魔のしるし主宰の危口統之の話から始まった。
悪魔のしるしは、8月に瀬戸内国際芸術祭において、豊島という島で「搬入プロジェクトX-3」というのを行います。この日は主にそれの話だった。コマ撮りでシミュレーションなど見れたのがとてもよかった。

搬入プロジェクトX-3
次はナデガタ。山城大督と野田知子のお話。中崎君はお休み。この日は青森からACAC学芸員の服部くんも来る予定でしたが、体調不良で来れなかったのが惜しかったー。ナデガタはちょうどこの日に青森での三ヶ月の滞在制作から帰ってきたばかりで、青森から直接サイタマックに新鮮な帆立を持って来てくれた。ナデガタが話す前ぐらいにスーパーご近所さんの小沢さんも来てくれて、現代美術大好きの山城はテンションがガンガン上がっていた。ナデガタはこの日は青森の24ourTVの話というよりは、これまでのプロジェクトを色々とかいつまんで話してくれた。話のあとの山城による小沢さんへのスリリングな質問攻めも見物だった。山城が徐々に小沢さんに寄っていって、二人が俺にどんどん近づいてきておしくらまんじゅうになりそうな緊張感。

24ourTV
続いて快快がヨーロッパツアーの報告をしてくれた。ドイツ、イタリアの現地の写真やビデオを色々みせてもらった。すげぇ楽しそうだったな。憑依系の役者(僕が勝手に言ってます)のやしまるさんの憑依ビデオとかすごかった。快快は、もちろん自分たちの作品を発表する為に海外行っていたのだけど、海外ツアーのミッションにはパーティーをやって快快なりのその場の盛り上げをやることも含まれていたらしく、毎晩演劇の本番以外にも色々な事をやっていたみたい。この日のサイタマックもとても楽しかった。途中イタリアでのパフォーマンスの再現でケツを出したリノさんはサイタマック初ケツということで、後の世にも記憶されるでしょう。そんな頭も体も全部張って前を進んでいる快快がこの日は見られました。そして、俺は覚えているが、ナデガタ山城がポツリと言った、快快のチンコの方を集めてのトークイベントも是非やってみたい。10月3日には、府中美術館で快快×安野太郎×小沢剛での作品発表もあります。

快快webサイト
実はそれぞれの話の合間にはちょこちょこと夏の風物詩である怖い話をみんなで囲んで聞いていたりして、それもなんだか面白かった。小沢さんがとっておきの那須にまつわる怖い話をしてくれて、みんな鳥肌でしたね。僕はちょうど先週那須にいった帰りということで、色々と思い出しました。

とまぁ朝まで盛りだくさんの一日。
この日の夜は本当にサイタマックに来てよかったと思えるいい夜だった。
朝のサイタマック
